誰にも分かりやすい 《土と肥料と微生物》 の話です

あんな話 こんな話

あんな話 こんな話

NEW ●『月の満ち欠けと七十二候』を見て農作業しよう!

日本では江戸時代まで、月のリズムを元にした『太陰暦』と気候や花・虫・鳥・魚・獣などの変化を観察した『二十四節気&七十二候』を目安にして、種まき時期や植えつけ・施肥・消毒などの農作業をしていました。二十四節気&七十二候は古代中国で作られ、日本の気候風土に合うように何度か改定されました。

月のリズムと植物の生長

海の生物であるサンゴやウミガメは満月の夜に産卵し、ヒトは満月近くなると出産が多くなり体調や精神の変化があったりします。それは人体の50~75%が水分のため、月の引力による潮の満ち引きに影響されているからだと言われています。

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昔からの『月のリズムと植物の生長』の関係を一枚にまとめてみました。この表をコピーして左欄に月日(月齢カレンダー参照)を記入し、ご自分の目で観察、ご検討ください。なお月は紙を切り貼りしたので少々いびつですが、笑って許して!

 月齢カレンダー http://star.gs/cgi-bin/getucal1.cgi

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●月のリズムに合わせた野菜作りと木の伐採法
 NHK-BSで放映されました

虫は満月の前にオスとメスが交尾をし、卵を産んで満月の4~5日後にふ化するので、その後に農薬を散布すると、害虫を効率よく駆除出来ます。また、植物は月の満ち欠けに合わせて養分を循環させるサイクルがあり、月が上弦の月に向かう時養分を吸い上げて実を成長させ、逆に下弦の月に向かう時養分が下の方に集まり根っこが成長します。実と根、それぞれが成長する時期に合わせて肥料を与えると、おいしく充実した野菜を収穫出来ます。

新月木
満月から下弦の月を過ぎて1週間ほどを『切り旬』といい、この時期に伐採した木を『新月木』といいます。新月木は虫が入りにくく、香りが良い、木の色がうまくあがっている等の特長があります。新月の頃、木の養分は根っこの方に下り、幹が腐りにくくなって防腐剤のなかった時代、新月木は日本の木造建築を支える大事な建材でした。

太陽暦』 地球が太陽の周りを一周するのにかかる日数を1年とし、1ケ月の日数を計算
太陰暦』 月が地球の周りを一周するのにかかる日数を1ケ月とし、x12を1年とした

栄養生長』 葉・茎・根など栄養器官が生長すること
生殖生長』 花芽・花房・果実・種子など生殖器官が生長すること

●二十四節気と七十二候

2019年度二十四節気七十二候
1月6日小寒芹乃栄 (せりがよく育つ)
1月10日小寒水泉動 (地中で凍った泉が動き始める)
1月15日小寒雉始雊(オスのきじが鳴き始める)
1月20日大寒 款冬華(ふきのとうがつぼみを出す)
1月25日大寒水沢腹堅(沢に氷が厚く張りつめる)
1月30日大寒 鶏始乳(鶏が卵を産み始める)
2月4日立春東風解凍(東風が厚い氷を解かし始める)
2月9日立春黄鶯睍睆(うぐいすが山里で鳴き始める)
2月14日立春魚上氷(割れた氷の間から魚が飛び出る)
2月19日雨水土脉潤起(雨が降って田畑が湿り気を含む)
2月24日雨水霞始靆(霞がたなびき始める)
3月1日雨水草木萌動(草木が芽吹き始める)
3月6日啓蟄蟄虫啓戸(冬蘢りの虫が出て来る)
3月11日啓蟄桃始笑(桃の花が咲き始める)
3月16日啓蟄菜虫化蝶(青虫が羽化してモンシロチョウになる)
3月21日春分雀始巣(すずめが巣を構え始める)
3月26日春分桜始開(桜の花が咲き始める)
3月31日春分雷乃発声 (遠くで雷の音がし始める)
4月5日 清明玄鳥至(ツバメが南からやって来る)
4月10日清明 鴻雁北(雁が北へ渡って行く)
4月15日清明 虹始見(雨の後に虹が出始める)
4月20日穀雨葭始生(葦が芽を吹き始める)
4月25日穀雨霜止出苗(霜が終り、稲の苗が生長する)
5月1日穀雨牡丹華 (牡丹の花が咲く)
5月6日立夏蛙始鳴(カエルが鳴き始める)
5月11日立夏 蚯蚓出(ミミズが地上に這出る)
5月16日立夏竹笋生 (たけのこが生えて来る)
5月21日小満蚕起食桑(カイコが桑を盛んに食べ始める)
5月26日小満紅花栄(ベニバナが盛んに咲く)
6月1日小満麦秋至(麦が熟し収穫期を迎える)
6月6日芒種螳螂生(カマキリが生まれ出る)
6月11日芒種腐草為蛍( 腐った草の下からホタルが出て来る)
6月16日芒種梅子黄(梅の実が黄ばんで熟す)
6月22日夏至乃東枯(ウツボグサが枯れる)
6月27日夏至菖蒲華(アヤメの花が咲く)
7月2日夏至半夏生(カラスビシャクが生える)
7月7日小暑温風至( 暖い風が吹いて来る)
7月13日小暑蓮始開(ハスの花が開き始める)
7月18日小暑鷹乃学習 (鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える)
7月23日大暑桐始結花(桐の実が生り始める)
7月28日大暑 土潤溽暑(土が湿って蒸暑くなる)
8月2日大暑大雨時行 (時として大雨が降る)
8月8日立秋涼風至(涼しい風が立ち始める)
8月13日立秋寒蝉鳴(ヒグラシが鳴き始める)
8月18日立秋蒙霧升降(深い霧が立ち込める)
8月23日処暑綿柎開( 綿を包むガクが開く)
8月28日処暑天地始粛 (ようやく暑さが鎮まる)
9月3日 処暑禾乃登(稲が実る)
9月8日白露草露白 (草に降りた露が白く光る)
9月13日白露鶺鴒鳴(セキレイが鳴き始める)
9月18日白露玄鳥去( ツバメが南へ帰って行く)
9月23日秋分雷乃収声( 雷が鳴り響かなくなる)
9月28日秋分蟄虫坏戸( 虫が土の中に入って冬ごもりする)
10月3日秋分水始涸( 田畑の水を干し始める)
10月8日寒露鴻雁来(雁が飛来し始める)
10月14日寒露菊花開(菊の花が咲く)
10月19日寒露蟋蟀在戸(キリギリスが戸の辺りで鳴く)
10月24日霜降霜始降( 霜が降り始める)
10月29日霜降霎時施(小雨がしとしと降る)
11月3日霜降楓蔦黄 (もみじやツタが黄葉する)
11月8日立冬山茶始開(山茶花が咲き始める)
11月13日立冬地始凍( 大地が凍り始める)
11月18日立冬金盞香(すいせんの花が咲く)
11月22日小雪虹蔵不見( 虹を見かけなくなる)
11月27日小雪朔風払葉 (北風が木の葉を払い除ける)
12月2日小雪橘始黄(タチバナの花ガ黄色くなり始める)
12月7日大雪閉塞成冬(天地の気が塞がって 冬となる)
12月12日大雪熊蟄穴(熊が冬眠のため穴に隠れる)
12月17日大雪鱖魚群(サケが群がり川を上る)
12月22日冬至乃東生(ウツボグサが芽を出す)
12月27日冬至麋角解(大鹿が角を落とす)
1月1日冬至雪下出麦(雪の下で麦が芽を出す)

七十二候』を見ると、一昔前の豊かな里山の情景が眼に浮かびます。異常気象が通常となりつつある昨今。カレンダー(太陽暦)や前年の作業日誌ではなく、月の満ち欠けや自然の観察で農作業していた昔の方が何やら合理的に感じます。
ちなみに『気候』という言葉は二十四節気のと七十二候のから出来ているそうです。

*下の表が見にくいので上に作り直しました

画像の説明
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●目からウロコの除草法 !!! 『ホウキング』  
早い・安い・簡単! 農薬を使わない除草法

福岡県桂川町の有機農家の古野隆雄さんが考案しました。2時間の除草作業が何と1分で終了! 農業がぐんと楽しくなります。詳しくは動画で。

You Tube ホウキング https://www.youtube.com/watch?v=lvnwxXfLiB8

● 納豆菌 未来を託すバクテリア
  NHK-BS  いのちドラマチックより

納豆に欠かせない細菌、納豆菌は100度の高温、-100度の低温にも耐え、カラカラの乾燥にも強い紫外線にも耐え、強い酸にもアルカリにも負けず、たった1個の細胞が15時間で10億個に増殖する驚異的な生命力を持っています。強い生命力を持つ納豆菌パワーを避けるため、酒を作る杜氏たちは納豆を食べないそうです。

納豆菌は酵素を分泌して大豆に含まれるたんぱく質などを分解し、栄養源として利用します。その栄養が体内に収まりきらなくなると、体の外に蓄えて将来栄養が不足した時に備えます。それがあのネバネバです。しかもその構造は何重にも重ねたネットのようになっていて、他の菌が出す酵素から身を守る役割もしています。

納豆菌がつくるネバネバに含まれる成分を加工すると5000倍の水を吸収できる物質ができ、砂漠緑化などへの活用が進んでいます。また、納豆菌が分泌する酵素の中に血栓を溶かす酵素があることが発見され、医療目的への応用が進んでいます。
阿蘇高森オーガニック農場では、牛糞に廃棄納豆を混ぜ醗酵させて作った 納豆堆肥 を畑に入れて病気が出なくなり、収量も3割アップしたそうです。

また納豆菌はうどんこ病予防にも効果があるらしく、納豆の空容器に付いたネバネバを水に薄め、時々胡瓜や南瓜苗にスプレーしておくと病原菌が広がりにくくて良いそうです。

●高倉の魔法のバケツ
 生ゴミに埋もれる東南アジアを救う   (TV ガイアの夜明けより)

東南アジアの発展途上国ではゴミ処理システムが確立されてなく、町にはゴミがあふれ、悪臭や害虫、伝染病の原因ともなっていました。北九州市の高倉弘二さんは、インドネシア第2の都市スラバヤ市で現地で採取した大豆を醗酵させる「テンペ菌」を増殖し、バケツで生ゴミを堆肥に変えました。

スラバヤ市は3年で元が取れるということでバケツを無料で配布、出来た堆肥の買取もしたので、さらに普及に拍車がかかりました。そのかいもあって2万世帯に普及し、やがて不法投棄されていたゴミが町から消えました。

高倉さんが再び訪れた時、そこは生ゴミが溢れていた町から花や植木の溢れる町に変貌し、町の人達はみんな笑顔で歓迎の踊りや歌で迎えてくれました。地元の人たちは、感謝の念をこめてそれを 『高倉の魔法のバケツ』 と呼ぶそうです。

●江戸時代のリサイクル

江戸は当時、世界でも有数な大都市でありながら、優れた循環型のリサイクル社会でした。現代では排泄物の始末をしてもらう側が費用を払うのは当り前ですが、人糞尿が貴重な肥料だった江戸時代には、農家が現金、あるいは野菜による物々交換で買い取っていました。また、かまどの灰も灰問屋がすべて買い取り、農家に販売していました。長屋の住民の排泄物やかまどの灰は、大家の収入源でもあったのです。明治以降はコレラの流行、下水道、化学肥料の普及により徐々に使われなくなりました。

戦後、米軍がやって来て日本の野菜の美味しさにびっくりし、その肥料が下肥だったことにまたびっくり。日本で生野菜のサラダが食べられるようになったのは昭和24年帝国ホテルのクリスマスパーティーが始まり。当時日本では下肥の利用が一般的で、回虫・ギョウチュウ等の寄生虫が蔓延していました。その後、GHQの指導で化学肥料が急速に普及しましたが、反面昔ながらの土作りがおろそかになり、野菜の病気や連作障害が問題になるようになりました。

●19世紀のパリは糞尿だらけだった!?

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NHK-BSで 天海祐希の《 新装オルセー美術館 》を見ていたら、何と19世紀中頃までパリの街にはトイレがなく、全て中庭や道路に糞尿を投げ捨てていたそうです!? たまった糞尿が5階の高さまで積みあがる不衛生な状態で、投げ捨てる前には「水だ!水だ!」と叫んで捨てるのが決まりでしたが、ウン悪くかかることもあったとのこと。あの有名なベルサイユ宮殿にもトイレがなく、淑女たちは大きなスカートで隠して用を足していたと言うのは聞いたことがありますが、あの小粋なパリは糞尿だらけだったんですねえ‥ ハイヒールや香水が流行ったのも分かる気がします。

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そんな劣悪な衛生状態であったパリはコレラが蔓延し、1849年の大流行の時にはパリの人口の7%の人々が亡くなったそうです。1852年ナポレオン3世は狭くて不衛生な街並みを取り壊し、広い通りと下水道を作り、今日の美しいパリの礎を作っていきました。1889年パリ万博の40年前のパリは、非常に不衛生な状態だったのですね。ネットで検索したら、窓から糞尿を投げ捨て通行人が逃げまどう絵がありました。それにつけても日本の江戸時代は、素晴しいリサイクルシステムが確立していたんですねえ。

●臭いウンチ、臭くないウンチ

ビフィビス菌が一杯の母乳を飲んでいる赤ちゃんのウンチは臭くないけど、離乳食に変えたとたん、ウンチが臭くなったということはなかったですか? 腸内細菌のバランスが良い人は、オナラやウンチが臭くないのです。反対に、腸のバランスが悪い便秘の人は臭いもきつく、長期間食物が腸の中に残留していると、腐敗を始めて悪い毒素を出すので、病気やガンになりやすくなるのです。

また、馬のウンチは臭くないけど、牛のウンチは臭いですよね。牛は何度も食物を反芻するので糞の臭いがきつくなりますが、馬は牛のような角がないので敵から逃げるため数時間で脱糞、糞の臭いも殆んどありません。馬はワラが主食なので納豆菌が増えやすく、昔は馬ふんが道に落ちていたら、拾って畑に入れておけと言われたもんです‥ ふんふん

●適度な不衛生の勧め 
(人間総合科学大学教授 寄生虫学者 藤田紘一郎)

1968年、熱帯病調査でインドネシアのボルネオ島を訪れた。川べりの宿舎。トイレは板一枚で川につながる天然水洗。しゃがむと真下に餌目当ての魚が群れる。洗面も行水も、その川の水。気持ち悪くて歯も磨けない。食卓の魚を見れば、いやでも魚の餌が頭に浮かぶ。島でトイレにつながる川の水を調べてみた。大腸菌が意外に少ないのに驚いた。多数の菌が共生して、調和ある生態系が出来ていた。今の日本は排除の社会に見える。においも汚れも許さない。行き過ぎた清潔志向が、体と心を蝕んでいるように思う。

みみずコンポスト    
http://ozgarden.fc2web.com/WormFarm.html

mimizu

みみずは24時間で自分の体重の半分から同等以上の重さの生ゴミを処理します。みみずコンポストは有機ゴミを削減するために、みみずを飼ってゴミを処理するものです。平均的4人家族の台所から出る生ゴミは、一日あたり0,7kg〜1kgと言われます。その生ゴミをほとんど匂いもせず、小さなスペースで、電気を使わず、安く、早く処理し、栄養価の高い土壌を作るのがみみずコンポストです。みみずの糞は、塩化窒素、リン、有機物、マグネシウムが豊富で、バクテリアや微生物もたくさんおり、植物を育てる培養土として最適です。

●表皮常在菌     
(講談社コミック もやしもん 石川雅之より)

人の身体はいたる所に、悪い細菌やカビからあなたを守ってくれる防衛軍(表皮常在菌)がいます。ところが、世間にはきれい好きと称して手洗いだ、シャンプーだとやたら体を洗う人がいます。確かに石鹸やシャンプーでしっかり洗えば、汚れも落ちるし、菌やカビもいなくなるけど、同時に表皮常在菌もいなくなってしまいます。あなたの表皮を守る常在菌が、再び勢力を取り戻すまでの間に、水虫菌やワキガ菌、その他の疾患をもたらす菌が棲みついてしまったら、もうお手上げです。あなたが病気になるだけでなく、そういう菌はワキガ菌に限らず、あなたの体から悪臭を発します。大便後の肛門付近にいる大腸菌だって、表皮常在菌がほんの数時間で完全に駆逐してるのです。要するに表皮常在菌はあなたと共に生きています。清潔な暮らしもよく分かりますが、何事もほどほどにということですね。

moyasimon

2008年マンガ大賞に選ばれた「もやしもん」は、農業大学を舞台にした異色の「菌マンガ」。菌と醗酵という専門的な分野に、風変わりな教授や仲間たちの学園ドラマです。タイトルの「もやし」とは酒造り等に使うタネ麹のこと。

●栄養生長と生殖生長  
(別冊現代農業 農家の技術早わかり事典より)

葉・茎・根などが生長することを栄養生長といい、花・果実・種子などが生長することを生殖生長といいます。栄養生長から生殖生長への移行は、温度・日長・樹体内養分・肥料・植物ホルモンなどにより、また作物によって生理が大きく異なります。

トマトやキュウリなどの元々ほふく性の植物を直立させて育てると、栄養生長が強くなります。そこで茎を斜めに誘引する、吊り下げる、花房近くの茎を折り曲げる、摘心するなどの整枝をすると、生殖生長への転換がスムーズに進んで着果しやすくなるのです。

あるお客さんの所に配達に行った時、トマトとキュウリのハウスを見せてもらいました。何とトマトとキュウリは一本仕立て。トマトは1,4mぐらいの支柱に、斜め横に少しずつ角度をつけて這わせていました。キュウリは蛇のように土の上をのたうち、先端部の1,5mぐらいの所だけ立てて、葉が付いていました。最初見た時は、アリャ〜と思っただけで意味が分からなかったのですが、後で理にかなったやり方なのだと気づかされました。 オジーチャンハ、エライノダ!

●コンパニオン・プランツ  (共栄植物)
  (別冊現代農業 農家の技術早わかり事典より)

自然の中で植物は、お互いに影響しあって生きている。光や養分を奪い合って競争するだけでなく、中にはお互いの生育を助け合って、共存できる植物がある。

《混植で相性が良い作物の例》
(1) 科の異なる作物/  
 ナス科 ユリ科
 イネ科 アブラナ科、マメ科
 ムギ ウリ類、ナス、サツマ芋
(2) 根菜類と葉果菜類/  
 ゴボウ、里芋 ホウレン草、コマツナ
 ジャガ芋 インゲン、ソラ豆、大豆、キャベツ
 ニンジン レタス
(3) 草丈の高いもの低いもの/ 
 トウモロコシ 葉菜類、カボチャ
 キュウリ ハクサイ
 トマト キャベツ
(4) 日照&日陰を好むもの/ 
 インゲン、ナス、キュウリ ミツバ、シソ、ネギ、パセリ、アシタバ、ショウガ
(5) 高温を好む&好まないもの/
 ササゲ、ニガウリ、ナス、ピーマン、オクラ、サトイモ ホウレン草等の葉菜類
(6) 生長の早い&遅いモノ/
 ホウレン草、コマツナ、サラダ菜 ネギ、サトイモ、トウモロコシ
 ホウレン草 イチゴ
(7) 少肥作物と多肥作物/  
 大豆 小麦、キャベツ、キュウリ、トウモロコシ
 インゲン キュウリ、キャベツ
 エンドウ カブ 
 マメ類 ナス、ピーマン
(8) 病害虫を寄せ付けない/
 ウリ類、イチゴ、ニンジン ネギ、ニラ、ニンニク、玉ネギ
 キャベツ トマト、レタス、セージ、ローズマリー、タイム、ペパーミント
 トマト、ジャガイモ、マメ マリーゴールド
 ハクサイ、キャベツ トウガラシ、セルリー
 カボチャ、キュウリ 二十日ダイコン
 アスパラガス ニンニクと交互に植える、アスパラの後にトマトやバジルを植える
 ブロッコリー、トウモロコシ スイートバジル
(9) ハーブとの混植/
 トマト バジル、チャイブ、マリーゴールド、ミント、セージ、タイム
 ナス タイム
 ジャガイモ マリーゴールド、タイム、ワサビダイコン
 キャベツ ディル、ヒソップ、ラークスパー、ミント、セージ、タマネギ
 キュウリ カモミール
 タマネギ カモミール、ディル、キク
 ニンジン チャイブ、セージ
 イチゴ  ボリジ、タマネギ、セージ
 マメ   ボリジ、ラークスパー、マスタード、タマネギ、オレガノ、ローズマリー
              
●自然農薬    
(別冊現代農業 農家の技術早わかり事典より)

作物を病害虫から守る目的で、身近な植物や食品などを利用するのを自然農薬と呼ぶ。材料は、トウガラシ、ニンニク、ヨモギ、ドクダミ、ハーブ、ニーム、ショウガ、熊笹、アセビ、木酢液、竹酢液、食用油、ドブロク、牛乳、キムチ汁など多種多様で、害虫の忌避効果や病原菌の抑制、作物の健全化など、目的もさまざまである。作り方も水に浸したり、煮沸したり、黒砂糖や焼酎、木酢、食酢に漬けたり、微生物で醗酵させたりする。もともとは食べ物の腐敗や食害を防ぐ保存食の方法を応用したものが、中心である。

ストチュウ   
(別冊現代農業 農家の技術早わかり事典より)

酢、焼酎、黒砂糖を混ぜて醗酵させたもの。水で薄めて葉面散布すると、酢による酢防除効果や焼酎による静菌効果に加え、糖分により葉の光沢が増すなど病気に対する抵抗力が高まる。殺菌剤や殺虫剤に混ぜて使うことも出来る。

EM菌や光合成細菌などの微生物資材の他、トウガラシ汁やニンニク汁など色々なものを混ぜ込んで、自分の畑に合わせた工夫が出来るのも魅力。病害虫を防除するというよりは、病虫害が出にくい環境にしたり、かかりにくい作物づくりのための自然農薬といえる。

好気醗酵と嫌気醗酵   (別冊現代農業 農家の技術早わかり事典より)

こうじ、納豆、ボカシ肥、堆肥などは主に好気醗酵で、パン、ワイン、ビール、ヨーグルト、キムチ、ぬか漬け、果実酢、天恵緑汁、サイレージなどは嫌気醗酵である。また味噌、醤油、日本酒、米酢などは前半が好気醗酵で、後半は嫌気醗酵にする。カビチーズはその逆である。醗酵をスムーズに進めるには、目的にあった微生物が繁殖しやすい環境を用意してやることが大切である。

●土着菌      
(別冊現代農業 農家の技術早わかり事典より)

微生物はあらゆる所にあふれている。ご飯やパンにはすぐにカビが生えるし、牛乳は酸っぱくなる。身近な林や田んぼの周辺などでも、微生物は採取できる。例えば雑木林や竹林に行くと、白い菌糸のかたまり(ハンペンという)が付いた落ち葉を採取できる。このような身近な微生物のことを市販の微生物に対比して、土着菌という。

●果物の甘さと水分の関係

土壌が乾燥すると、実の肥大が抑えられ、植物が乏しい水分を吸収しようとして、体液を濃くすることにより、糖分が濃縮されて甘みが増します。水はけの良い丘陵地にミカンを植えたり、雨よけ栽培でトマトやスイカを、また黒マルチをしてサツマイモを育てることも、実は甘さと関係があったのです。ニュースで「今年は雨が少ないので甘みが多いです」とのコメント、よく聞きますよね。

●海のミネラル    
(別冊現代農業 農家の技術早わかり事典より)

海水、海洋深層水、自然塩、にがり、海藻、貝殻などの海水由来のミネラル(鉱物元素)が、土壌や作物に与える効果への関心が高まっている。海水には、地球上に存在する100種類あまりの元素の殆んどが含まれている。Na,Mg,Caなどは比較的多いが、その他のごく微量にしか存在しない成分も含めて、海のミネラルには、生物に必要なミネラルがすべて揃っている。生命にとって必要なミネラルの量はごく微量だが、生命維持にとって不可欠の要素なのである。
一方、高塩度の塩分(塩素)によって起こる塩害は、水田では水1Lに500mgが限界濃度とされる。ハウス栽培の灌漑用水では、水1L中に80mg以下であれば、全ての作物に用いて差し支えないとされ、これは海水を250倍に薄めた濃度に相当する。

●塩トマト     
(フリー百科事典 ウィキペディア)より

塩トマトは熊本県八代地域など土壌塩分濃度が高い干拓地などで栽培される特別栽培のトマトで、糖度が8度以上のものである。果物並みに甘くフルーツトマトの元祖であり、しっかりした歯ごたえと一般のフルーツトマトとは全く異なる味覚を持つ。 収穫時期は11〜5月頃、3月がピークである。 栽培地域が限定されるので、希少価値があり超高級品として贈答用などにも使われる。

一般に塩トマトは普通のトマトより小ぶりだか、栽培されている品種は普通のトマトと同じ、タキイ種苗が1981年に開発した大玉品種である「桃太郎」である。 JA八代では、糖度の高い順に「太陽の子」「朝露姫」に区分している。

一般のフルーツトマトは極力水を与えないなどの栽培方法により高糖度化をはかったものをいうが、塩トマトは海水のミネラル分がたっぷり含まれ甘くて酸味がある。

●米ぬか防除    
(別冊現代農業 農家の技術早わかり事典より)

ハウスの通路や作物などに米ぬかをふって、病気や害虫を防ぐこと。米ぬかは肥料としてではなくカビを増やすためにふるので、量はほんの少量でよい。こうじカビなどさまざまなカビ類が生え、その結果灰色かび病などの病気を抑制する効果がある。米ぬか防除は水和剤や粉剤などの薬剤散布と違って、湿度を高めることがないので雨の日でも散布できる。耐性菌が出来ないため、農家に大きな安心感をもたらす。また米ぬかをふってあると、かいだ葉っぱを通路に落としてもすぐに分解されるため外へ運び出す手間が要らない。
米ぬかで病気が減る仕組みはまだよく分かってないが、カビの胞子が作物の体の表面に付着し病原菌が繁殖する場所を先取りしたり、拮抗作用などによって抑制するのではないかと考えられている。

●乳酸菌の利用法          (現代農業 2004年10月号)

米のとぎ汁 500cc+牛乳 150ccをビンに入れ、軽くふたをして1日置く。上のほうがヨーグルト状になったら完成。乳酸菌、ニームオイル、海藻液肥の1000倍液を野菜にかけると、病虫害にやられにくくなるそうです。

●黒糖焼酎月桂樹の葉で作る《育毛剤》
  (お客さんから聞いた話) 

黒糖焼酎500ml〈芋・麦・米・不可〉に月桂樹の葉50枚ぐらい入れて3週間位おく。フィルターで濾して洗髪後、地肌につけマッサージ。

私もこんなの効くんかいなと半信半疑。捨てるのも勿体ないのでつけていたら、カミさんからお風呂の排水口の抜け毛が少なくなったみたいと言われ、あれっ、そういえばそうだ!見た目はあまり変わらないけど、髪の感触が前よりコシがある、ぬふふっ。この組み合わせがどうしていいのか分からないけど、これで効果があるならこんな安い育毛剤はない!これでいいのだ!とバカボンのパパは、ほくそ笑んでおります。使い始めて10年以上経つけど、まだまだいけそう。よっしゃー禿げるまで続けるゾ~。今も続行中です。

食品廃棄物で豚飼育    
2008年10月31日 朝日新聞記事より

デパートの地下街やホテルなどから大量に出る期限切れ食品や、調理過程で生じた食材の余りで作った飼料で育つ豚がいる。小田急グループでは、05年からこの食品廃棄物由来の飼料で育てた豚の肉を、系列スーパーで販売している。食を巡るこうした循環型の取り組みが、各地で根付き始めている。

パンやキャベツなどの屑に、期限切れや調理されなかった食品廃棄物が混ぜられ、細かく砕かれた後90〜100度で殺菌。乳酸菌を加え、約6時間発酵させ、かゆのような《リキッド発酵飼料》に生まれ変わる。工場内には生ごみの臭いはなく、発酵した飼料の甘酸っぱいにおいが強烈だ。これが豚の食欲を誘うという。夏場でも10日から2週間は腐敗せず、乾燥させて固形飼料にするよりエネルギーと二酸化炭素排出量を大きく削減できるという。

出来た飼料は神奈川、山梨などの契約養豚農家で豚に与え、その豚肉は小田急グループのスーパーで販売。養豚業者の亀井隆さんは当初、食品廃棄物のマイナスイメージを懸念していたが、消費者の受け止め方はまったく逆だった。エコなものがかえって喜ばれた。品質面でも肉にコクが出てきたし、サシが入りやすくなった。脂の部分も美味しくなったと、自信を見せる。

飼料の切り替えで(1)フンの量が従来の3分の2程度になり、臭いも掃除の手間も減った (2)豚に免疫力がつき、病気が減った (3)水分が多いため食べる量は3倍近くなったが、エサ代は輸入飼料の半分ほどに抑えられた などの効果もあったという。

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